薄明

ごじょうさとる×ふしぐろめぐみ
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2025年10月20日の投稿3件]

人魚の夢
ガチでいつ書いたのか分からない。たぶん2021~2022年の間くらい…?

 ひどく寒い日だった。雪が降るのではないかと朝の天気予報で言っていたと思う。結局雪が振ることはなかったが、鈍い色をした雲に覆われて太陽は1日まともに姿を見せなかったし、吐き出す息は真っ白。コートから出ている顔やら手やらが冷えで真っ赤になって、伏黒を玄関へと押し込めた五条の手の温度なんて同じように冷えきっていて分かりやしなかった。中に入って扉を閉めるなり伏黒の顎を掴んでキスをしてくる五条に余裕なんてものは感じられなくて、性急に口内をまさぐる舌を必死で追い掛けながら珍しい、なんてことを考えた。冷えきった全身の中で、どんどん汚れていく口内だけが熱すぎるくらい熱かった。
「…せんせ、」
「今は先生じゃないよ」
 合間に五条を呼べば、視界が霞むほどの距離で伏黒を射抜いた五条が冷たく言い放つ。気を損ねているわけじゃない。伏黒を求めてひたすらに余裕が無いのだ。べろりと唇を舐めあげられ、吐息を流し込むように言う。「なんて呼ぶの?」と。冷たい体表が内側から熱されていく。もう息も絶え絶えで足に少しだけ震えがきていた。
 伏黒も五条と同じように余裕がなかった。今日は2人ともおかしい日だった。
「ごじょうさん」
 呼べば、少しずつ温度を取り戻した五条の手が伏黒のコートのボタンを外し始める。相変わらず片手は伏黒の顔を掴んで離さない。興奮で浅くなる呼吸の中で視線を絡ませ、震える手で五条の服のファスナーを下ろしていく。今日はこのまま玄関でするのだろうか、それとも風呂場に連れていかれるのだろうか、このままベッドに雪崩込まれるのは嫌だな。少しずつ脱がされていく中でそんなことを考える頭は間違いなく茹だっていた。気が付けば伏黒の手は止まっていて、足元には伏黒の上着だけが落ちている。暖房もついていない玄関なんて寒いはずなのに、そんなことは興奮でどこかに消えていた。
「…風呂、はいりたい」
 やがて制服の下、肌に直接触れようとしてきた五条の手にひくりと腹の奥が震えた。このままじゃいけないと、どうにか働いた頭と手でもって五条の手を制す。もう身体はお互いの興奮で温まってしまっていた。五条と温度が混ざる感覚は溶けるみたいで嫌いではない。しかしどうにか理性は働いて、でも緩み始めた頭はそれを寂しいと感じた。
 魚は人の体温で火傷することがあるのだという。人よりずっと低い体温を持つ魚は人間の指先ひとつで身が焼けるのだ。五条とどこか急ぎ足で帰ってきて、ろくな言葉もなく玄関でぐすぐずになるようなキスをする。指先も頬も耳も何もかもが冷えきって感覚もないなかで1番最初に触れた五条の真っ赤な舌だけは焼けそうな程に熱かった。
 痛いほどに五条の熱を感じて、指先が滑る度に伝う熱に身を焦がされ助けを乞う。死ぬ前の魚のような、いっそ鮮烈な程に五条の熱を感じたあのキスのようなセックスが欲しい夜だった。

畳む

小説 編集

痛いのが気持ちいいわけじゃない(時と場合によるが本人は一切認めない)けど、気持ちよすぎて頭がふわふわするのとか苦しいのは(本人は認めないけど)嫌いじゃないので本人はMじゃないと言い張ってはいるが絶対Mっ気はあるんだよなぁと思っているごじょ

元々興味が薄くて自慰とか全然してなかった上に、ごじょと付き合ってするようになってからは芽生えた性欲はごじょに発散させられてるので自分でするという発想があまりなく、訳分からなくなるくらい気持ちいいのは嫌いじゃないけど自分自身でそこまで追い込むことはできないので焦らしプレイが良く効く

小ネタメモ 編集

中に挿入して注入できる使い捨てローションの件で一悶着あった五伏
「てかさ、前はどうやって中に仕込んでくれてたわけ?」「……使い捨ての、ボトルに付けられるノズル型のキャップ買ってどうにかしてました」「え、知らないんだけど」「言ってませんからね」「どこにあんの?」「………洗面台の、上の棚の、1番上の段の奥。見つかったら使いたがるでしょ、あんた」「そりゃね」「1回使って捨てるの勿体なかったし、いちいち付け替えるのも買い足すのも面倒だったんですよ…つーか、これは使ってても文句ないんですか?」「んー、まぁ形的にはいるとしても浅いし…ギリ?」「……めんどくさ」「聞こえてんだけど!!」「……言っときますけど、あんたが文句言ってる注射器型のローションの方が、奥まで仕込めて、…その、良いんですよ。…全部、いれやすくて」何を、とは言わずとも分かってしまいごじょはここで全てを許す。

小ネタメモ 編集

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